ジスロマック疾患別の飲み方|クラミジアは服用1回!飲み忘れは?

ジスロマックの飲み方は、1回飲むだけでOK

ジスロマックの飲み方は大きく分けて2通りあります。クラミジアの場合は、1回の服用で治療が終わります。クラミジア以外の疾患(歯周病や副鼻腔炎など)は全て3日間に分けて飲みます。クラミジア治療での飲み方は薬の副作用(下痢などの胃腸障害)が出やすくなりますので、副作用が心配な方は3日間に分けて飲む方法に切り替えることもできます。3日に分けると副作用が抑えられますが、飲み間違いが発生する場合があります。飲み忘れた場合、2回分を一気に飲んではいけません。もし多めに飲んで体に異変が起きた場合は、すぐに病院を受診してください。
ジスロマックは必ず処方された分を全て飲むようにしましょう。

クラミジア治療での飲み方

クラミジア感染症の場合、ジスロマック1,000mgを1回飲むだけです。ジスロマックの錠剤は250mg、500mg(海外のジスロマック錠のみ)、1,000mg(海外のジェネリック医薬品のみ)の3タイプがあります。タイプ毎の服用量は以下の通りです。

※アジーはジスロマックのジェネリック医薬品です。主成分、飲み方、効果はジスロマックと同じです。

要するに何mgのものを選ぼうと、とにかく1度に1,000mg服用さえすればいいのです。服用するタイミングは食前、食後どちらでも構いませんが、空腹時の方が確実に効果は出ます。

ジスロマックSRドライシロップ2gの飲み方

ジスロマックSRドライシロップ2gは、水に溶かして飲むタイプのお薬です。ボトル1瓶で、クラミジア治療1回分となります。飲み方として、ボトルに記載されている線まで水を入れ、10秒ほど振ってから飲みます。飲み終えてボトルにお薬が残っていたら、再び少量の水を入れて飲みます。ボトル内のお薬が無くなるまで飲み続けなければなりません。服用のタイミングは食間の空腹時(食後2時間以上あけ、なおかつ服用してから次の食事まで2時間以上あける)となります。ジスロマックSRは1回の服用で抗菌効果を持続させるため、最大限に吸収する事が重要です。
ジスロマックSRは副作用として下痢などの胃腸障害が出やすくなります。副作用が心配な方は、医師に相談して胃腸のお薬を一緒に処方してもらうと良いでしょう。

胃腸が弱い場合は服用量の調節も可能

胃腸が弱く、副作用が心配な方は、下記(歯周病その他の疾患での飲み方)の用法・用量に切り替えることもできます。1回で飲みきる方法は吸収量が多くなるため、人によっては副作用が出やすくなります。ジスロマックの主な副作用は下痢などの胃腸障害です。下痢によって薬の成分が一緒に排泄され、効果が弱まる場合もあります。3回に分ければ1回分の服用量が半分になるので、副作用のリスクを下げることができます。

歯周病その他の疾患での飲み方

クラミジア以外の主な疾患(歯周病、副鼻腔炎、マイコプラズマ肺炎など)でジスロマックを服用する場合は、1日500mgを3日間飲みます。タイプごとの服用量は以下の通りです。

※アジーはジスロマックのジェネリック医薬品です。主成分、飲み方、効果はジスロマックと同じです。

こちらの飲み方は服用期間を3日に分けて徐々に吸収させる方法となります。服用のタイミングは特に決まっていませんが、空腹時に飲んだほうが確実な効果を得られます。

飲み忘れてしまった時は

3日間の服用期間中にジスロマックを飲み忘れた場合、決して2回分を一度に飲んではいけません。誤って飲み過ぎた場合、聴力障害(耳が遠くなる、耳鳴りがする)や消化器症状といった副作用がでる可能性があります。これらの症状が出た場合はすぐに病院を受診して下さい。飲み忘れに気づいてから1日未満であれば、飲み忘れた分をそのまま飲んでかまいません。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回分とばして次の分を飲んでください。大事なのは有効な服用量を全て飲みきるという事ですので、多少タイミングがずれても必ず最後まで飲みきってください。もし飲み方を間違えて効果が気になる場合は医師に相談しましょう。

(参考:ジスロマック250mg患者向医薬品ガイド

骨盤内炎症性疾患での飲み方

骨盤内炎症性疾患の治療は、ジスロマック点滴静注500mgとジスロマック錠250mgを併用したスイッチ療法と呼ばれる治療法になります。スイッチ療法の手順として、まず点滴静注500mgを1~2日間点滴投与した後、250mg錠を1日1回1錠だけ飲みます。スイッチ療法の場合、錠剤の服用期間は5~6日となり、点滴と内服薬をあわせた服用期間は7日間となります。なお、内服薬への切り替えは、医師が服用可能と判断した場合のみ行われます。

小児用ジスロマックの飲み方

小児用ジスロマックには、細粒タイプとカプセルタイプがあります。いずれも服用量は体重1kgに対して10mgを1日1回、3日間飲み続けます。ただし、1日の服用量は大人の最大服用量である500mgを超えないようにします。
体重換算による服用量の概算は以下の通りです。

体重 1日あたりの服用量(細粒) 1日あたりの服用量(カプセル)
15~25kg 200mg(2包) 200mg(2カプセル)
26~35kg 300mg(3包) 300mg(3カプセル)
36~45kg 400mg(4包) 400mg(4カプセル)
46kg~ 500mg(5包) 500mg(5カプセル)

お子様が飲みやすくする方法

小児用ジスロマックをお子様が飲みやすくする方法は、飲料や食べ物に混ぜることです。ジスロマックは基本的に苦味のあるお薬です。このため、お子様が飲む時に薬の苦味を嫌がる傾向があります。飲みやすくするには、薬の苦味を抑える飲料や食べ物に混ぜて飲ませる方法が有効です。ジスロマックとの飲み合わせで有効なのは、甘みがあって味が濃い目のもの(アイスクリームやコーヒー牛乳、シロップ等)です。日頃からお子様がよく口にされているものが良いでしょう。なお、気をつけるべき飲み合わせは酸っぱいもの(柑橘系のジュース、ヨーグルトや乳酸飲料など)です。酸味は逆に苦味を際立たせてしまうのでご注意ください。

(参考:散剤と飲食物の飲み合わせ(味) 一覧

他剤やお酒との飲み合わせ

ジスロマックで併用に気をつけるべきお薬は以下の通りです。

これらのお薬を併用することで、効果が弱まったり、思わぬ副作用が発症したりする恐れがあります。上記のお薬を服用中の方は、ジスロマックを服用する前に必ず医師に相談しましょう。
なお、上記以外で飲み合わせに注意すべきお薬はありません。一般的によく飲まれるお薬には風邪薬、消炎鎮痛剤、ピル、胃薬などがありますが、これらのお薬を併用しても問題はありません。ジスロマックは下痢など消化器障害が出やすいので、胃薬や整腸剤などを併用すると副作用を抑えられます。
ただし、風邪で病院を受診した場合、治療薬として抗生物質を処方することがあります。ジスロマックと他の抗生物質を併用すると、相互作用で効果が出すぎてしまう事がありますので、必ず医師にジスロマックを服用している事を伝えてください。

服用中の飲酒に関して

ジスロマック服用中の飲酒は治療を妨げ、肝臓に負担をかける要因となります。飲酒によってアルコールが血液中に浸透すると、ジスロマックの血中濃度が下がって効果が弱まる恐れがあります。また、アルコールは肝臓に負担をかけます。ジスロマックの代謝も肝臓で行われるため、さらなる負担がかかりやすくなるのです。きちんと治療をさせたい場合や、日頃から肝臓の調子が悪い方は、服用中の飲酒を控えるようにしましょう。

服用に当たっての注意点

ジスロマックを服用するにあたって気をつけるべき点は以下の通りです。

(参考:ジスロマック患者向医薬品ガイド

服用の中断は禁物

ジスロマックは、必ず処方された量を全て飲みきらなければなりません。中途半端な量で服用を中断すると、完治しない上に耐性菌ができてしまう恐れがあります。耐性菌ができてしまうと、もうジスロマックを服用しても効果がなくなってしまうのです。症状が治まったからといって、独断で服用を中止してはいけません。

用法・用量を守って確実な治療を

ジスロマックの飲み方は、1回で飲みきるか3日に分けて飲むかの2択となります。クラミジアの場合は1回で飲む方法が主流ですが、胃腸の副作用(主に下痢)が出やすくなるので、胃腸が弱い方や副作用が心配な方は3日に分ける方法を選ぶことも可能です。
クラミジア以外の適応症(歯周病、副鼻腔炎など)では全て3日に分ける飲み方が選択されます。こちらの方法は副作用が弱まる分、飲み忘れや飲み過ぎといった間違いが起こり得ます。

飲み忘れた時は、2回分を一度に飲むような事はしないでください。飲み過ぎて体の調子が悪くなった場合は、すぐにお医者さんに見てもらいましょう。
中途半端な服用は耐性菌ができる原因となります。ジスロマックは症状の有無に関わらず、必ず最後まで飲みきってください。



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