妊娠中の尖圭コンジローマ

妊娠中の尖圭コンジローマのリスク

胎児がお腹の中にいる状態で母子感染する事はありません。

妊娠中に尖圭コンジローマに感染したとしても、すぐにお腹の中の胎児に感染する事はありません。
尖圭コンジローマの症状は、感染部の表面にのみ現れるものですので、たとえ妊娠中でも胎児のいる子宮にまで影響を及ぼす事はありません。
しかし、妊娠中に感染する事はなくても、出産時は別です。出産時に尖圭コンジローマが発症していると母子感染のリスクが高まります。

出産時の産道感染に注意!

妊娠中に尖圭コンジローマを発症した場合、出産時までに治す事が大切です。
尖圭コンジローマは性器やその周辺に密集したイボを形成する性病ですが、出産時に胎児がそのイボに触れてしまう事で産道感染してしまう事があるのです。

胎児に尖圭コンジローマが感染すると、『再発性呼吸器乳頭腫症(さいはつせいこきゅうきにゅうとうしゅしょう)』という大変厄介な病気を発症する危険があります。
再発性呼吸器乳頭腫症は、喉にイボを形成する病気で、生まれたばかりの赤ちゃんの喉を塞いでしまう為、早急な切除が必要になります。
この病気の厄介な所は、再発を何度も繰り返すという点です。切っても切っても再発を繰り返す為、年間4~6 回の手術程の手術が必要になります。

よって、妊娠中に尖圭コンジローマが完治する前に出産を迎えると、産道感染を避ける為に帝王切開が勧められる事もあります。

妊娠中の尖圭コンジローマは早めの治療が大切

手術でイボを取り除きましょう。

妊娠中に尖圭コンジローマを発症した場合には、手術によって早急に切除されます。
通常、尖圭コンジローマの治療法としては、手術か薬での治療のどちらかが症状に応じて選択されます。
ですが妊娠中、それも後期である場合は胎児への影響と、薬での治療に即効性が無い事から手術による治療が行われる事が多くなります。
手術自体はそこまで大がかりなものではありませんが、ただでさえ妊娠中の不安な時期です。
尖圭コンジローマに気づいた時点で早めに対処する事が、自身の負担を減らす事に繋がります。

旦那さんにも感染している可能性があります。

尖圭コンジローマは感染率の高い性病です。
妊娠中の妊婦さんが発病したのだとしたら、その旦那さんもウイルスに感染している可能性がとても高くなります。
せっかく治療をしても、旦那さんと性行為をすれば、また新しいウイルスをうつされてしまう事も考えられます。
尖圭コンジローマは潜伏期間の長い性病ですので、感染の疑いがもたれる場合には性行為は控えましょう。



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